密約文書決定版現れる

12月23日、密約文書の「発見」がマスコミにより一斉報道されました。日米密約とか普天間とかもう書かないつもりでいましたが、あまりに決定的な新たなニュースですので、言及します。

佐藤栄作首相が米国側と確認した書名入りの協議文書の議事録が、本人の手元にあったことが、遺族により公にされました。詳細は私にはわかりません。新聞でも各紙さまざまな評価のようです。とにかく、いままでの「憶測」を「憶測」と言えなくなるような内容のようです。

米国の都合通りの日本政府の対応とそのことの秘匿が行われていたことは明らかになりました。それをどう受け止め、どうしていくかは、国民ひとりひとりの課題になりました。

声をあげ続けてきたこと、声が本当に大きくなったことが、「発見」につながったのは間違いありません。情報公開をすべきということのよい見本です。

これまでの日米関係のうち、国民にしらを切ってきた部分はもうそのままでおくわけにはいかなくなってきました。よりよい日米関係のためにも。

以上 (あほうどり) 091230