ニュース

湯浅誠講演会、つつがなく開催されました

5月29日(土)午後、以前から予告し取り組んできた第3回グリーン九条の会講演会はつつがなく終了しました。札幌グランドホテルの会場は250名もの参加者で満員状態、盛況の中、湯浅誠さんの講演「岩盤を穿つ」が行われました。湯浅さんは、2008−2…

日弁連次期会長に宇都宮健児氏当選

先日行われた会長選挙の再投票で、東京弁護士会所属の宇都宮健児氏が、勝利しました。以前なら当選したであろう有力候補を破っての当選です。弱者支援の弁護士として実績をつみあげてきた宇都宮氏。彼の半生記によれば、「落ちこぼれ弁護士」としての苦労が…

「密約」明らかに

3月9日、外務省の有識者委員会(座長 北岡伸一東大教授)が岡田外相に報告書を提出しました。その内容は、日米間にあったといわれる「密約」に関して、4つの密約の存在を認めるものでした。核持込密約など、存在を一貫して否定してきたこれまでの政府(自民…

「横浜事件、実質無罪」

「横浜事件、実質無罪」、数日前このような見出しの新聞記事か、新聞紙面を大きく飾りました。またテレビなどでも報じられました。「横浜事件」といっても、すぐにはピンとこない人もいるでしょう。私の周りにも20代30代の人がそうでした。太平洋戦争末…

「冥誕 加藤周一追悼」

かもがわ出版より2009年12月に加藤周一さんの追悼集が出版されました。「冥誕 加藤周一追悼」です。28人の方々からの弔辞あるいは追悼の文章が収録されています。加藤周一さんは、「九条の会」の発案者であり、発起人のひとりとなり、九条の会アピールの9人…

密約文書決定版現れる

12月23日、密約文書の「発見」がマスコミにより一斉報道されました。日米密約とか普天間とかもう書かないつもりでいましたが、あまりに決定的な新たなニュースですので、言及します。佐藤栄作首相が米国側と確認した書名入りの協議文書の議事録が、本人の手…

鳩山首相、普天間飛行場移転場所、辺野古以外の検討指示

題意のマスコミ報道が、12月5日の新聞朝刊、テレビニュースで大きく報道されました。岡田外相、北沢防衛相に対してなされたということです。政権交代以前の日米両政府合意ということで、沖縄県の米軍海兵隊基地普天間飛行場移転が、同県内名護市辺野古へ…

吉野文六氏、沖縄密約を認める証言

12月1日、大きな出来事がありました。1972年の沖縄返還をめぐっての外交文書を情報公開せよとの訴訟が、今春提起されていました。1日の公判で当時の外務省アメリカ局長吉野文六氏(91歳)が証言し、彼が交渉当事者だった日米政府による密約の存在…

6月6日品川正治さん講演、ウェブマガジン カムイミンタラ特集に

ウェブマガジン カムイミンタラより、6月6日グリーン九条の会主催で行った品川正治さんの講演を特集として掲載したいとの要望が寄せられていました。品川さんご本人の了解が得られるなら世話人会として了承することとしました。了解も得られ、活字化の作業…

オバマ大統領、ノーベル平和賞受賞

ノーベル平和賞の選考委員会は、今年の平和賞受賞者にオバマ米大統領を選んだと発表しました。4月のプラハでの演説内容、国連安全保障理事会での「核兵器なき世界」決議でのリーダーシップなどが評価されたものと考えられます。でも実績を評価してというよ…

エーレン・ワタダ中尉、10月2日米陸軍除隊

しんぶん赤旗10月8日号、下記記事を報じました。全文を紹介します。「米従軍拒否将校が除隊 イラク戦争 陸軍が軍法会議を断念現役米軍将校として2006年6月に初めてイラク従軍拒否を表明し、軍法会議に訴追されたエーレン・ワタダ中尉(31)が2日…

防衛省、イラクでの航空自衛隊の支援活動全面開示

10月6日夜、NHKテレビニュースは、2006年7月から2008年12月まで航空自衛隊が行ったイラクでの支援活動を全面開示したと報じました。その内容は7日の朝日新聞朝刊でも以下のように述べています。 「今回の情報開示では、自公政権が『人道復興…

国連安保理「核兵器なき世界への決議」

国連安全保障理事会は、9月24日核軍縮・不拡散をテーマにした初の首脳級特別会合を開き、米国が提出した「核兵器なき世界」の実現に向けた決議案を全会一致で採択した、と9月25日新聞朝刊で報じられました。オバマ大統領が4月のプラハ演説で掲げた理…

「日本の100人の漫画家が描いた8月15日」展

8月15日、中国南京市の「南京大虐殺祈念館」で「日本の100人の漫画家が描いた8月15日」展が、スタートしました。マスコミ報道で知りました。11月15日までだそうです。ちばてつやさんなどが中心になり、日本の漫画家が自らの戦争体験を描いた漫…

核持ち込み密約、朝日新聞、読売新聞も報道

前に共同通信配信記事で報じられていた、核持込の密約の報道、今日朝日新聞、読売新聞も独自取材という記事で報じました。元外務次官の証言をのせており、共同通信と同趣旨の内容となっています。これに対し、河村官房長官、改めて否定と、両紙とも記事の中…

核持ち込み密約ようやく明るみに

6月1日、北海道新聞朝刊1面で、1960年の安全保障条約改定に際し、日米間で核持ち込み密約が結ばれていたことが報じられました。共同通信配信記事だそうです。東京新聞も1面トップとの報道のようです。北海道で読む限り、日本経済新聞は6月1日2日…

卑弥呼の墓か 箸墓古墳

奈良県桜井市の箸墓古墳、築造時期が西暦240−260年であろうという説を、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の研究グループが打ち出しました。埋められていた土器に付着した炭化物の年代測定からであるようです。箸墓古墳は最初の前方後円墳といわれ、…

航空自衛隊、わいせつ行為の三等空曹ようやく処分

2月28日新聞朝刊は、27日に航空自衛隊が、2006年9月に起こった道内基地におけるわいせつ行為に対し、今は襟裳分屯基地にいる三等空曹(35歳)を停職60日の懲戒処分にしたと発表したことを報じました。北海道新聞の報道などが報じています。被…

国家賠償請求訴訟原告の女性自衛官の任官拒否

北海道の航空自衛隊の女性自衛官が、国家賠償請求の裁判の原告となり現在札幌地裁で裁判中です。2月17日新聞朝刊、彼女の任用継続希望を北部航空管制団司令が拒否したとの報道をいっせいに行いました。裁判の弁護団が記者会見して明らかにしたそうです。…

ブッシュ大統領の「反省」

12月3日の朝日新聞のインターネットニュースが、12月1日米国テレビABCのニュース番組によるインタビューに対してブッシュ米大統領が答えた内容というのを報道しました。どのくらいの長さのどのような内容のインタビューとそれにたいする回答かがは…

グリーン九条の会発足記念の夕べ終わる

11月17日、グリーン九条の会発足記念の集いが開催されました。以前にお知らせした「講演と朗読劇の夕べ」ですが、30数名の参加で、和やかに行われました。事務局の司会進行のもと、世話人である植田英隆、秋山孝二、内山博3氏の紹介、発足のいきさつ…

グリーン九条の会準備進む

10月21日、グリーン九条の会の、世話人承諾者3人と事務局担当予定者が集まり、第1回の打ち合わせ(顔合わせ)を行いました。世話人、事務局担当者も承認となりました。「経済の視点から平和を考える」との基本趣旨の確認と発足記念をかねての11月1…

福田康夫総理大臣辞任表明

9月1日午後9時過ぎ、福田康夫総理大臣が、緊急記者会見を行いました。内容は、本人の辞任表明。内閣改造を行ったばかり、臨時国会を前にしての、政権投げ出しです。国会を乗り切っていく自信がもてないということ、内閣支持率が低く総選挙に臨むことにな…

沖縄での米兵による少女暴行事件

沖縄でまた米兵による少女暴行事件が発生しました。どうにもならないなというのが率直な感想です。山口県岩国市の市長選挙が、投票が終わった直後の出来事でした。国の進める米軍基地移転に反対する現職市長が、僅差で落選と言う結果でしたが、選挙地盤にす…

「新聞拡販にみる暴力体質と倫理」

読売新聞の販売店が、同新聞社に対して地位保全の裁判を2001年に起こしました。1審、2審(福岡高裁)で、原告側勝訴しましたが、被告読売新聞は最高裁へ上告、まだ係争中とのことです。7月31日の「しんぶん赤旗」で、フリーライターの黒藪哲哉さんが上…

小田実さん死去

作家で「九条の会」の呼びかけ人のひとりである、小田実(おだ・まこと)さんが7月30日に亡くなりました。75歳でした。心からご冥福をお祈りいたします。札幌で九条の会の講演会があったとき、講演者でこられた小田さんと会う機会がありました。「何でもみて…

自衛隊情報保全隊の国民監視活動

6月6日、日本共産党が記者会見で、自衛隊の情報保全隊の国民へのスパイ、監視、個人情報記録活動を明らかにしました。入手した資料によるものです。防衛大臣直轄の情報保全隊の、2003年12月から2004年3月までの文書記録。反自衛隊活動とレッテ…

女性自衛官、セクハラ・パワハラに対し国家賠償請求訴訟

北海道内の基地に勤務する女性自衛官が、基地内で自らが被害者のセクハラ、そして事実を解明しようとせず退職を強要するパワハラに対して、札幌地裁に国家賠償請求訴訟を起こしました。その第1回口頭弁論が6月11日に行われました。原告の女性自衛官が出…

埼玉県蕨市で県内初の共産党員市長誕生

6月3日投票日の埼玉県蕨市の市長選挙で、元共産党市議の頼高氏が新人同士の争いを制し、当選となりました。埼玉県初の共産党員首長誕生で、地元では大きな話題となっているそうです。自民、公明の推薦候補を一騎打ちでおおきく引き離しての勝利だそうです…

温家宝中国首相、国会演説と天皇との対話

来日した中国の温家宝首相、4月12日に国会演説を中国の首相として初めて行いました。その中で日中の歴史認識についても多くの時間をさいています。中国への侵略戦争への日本政府の「反省とおわび」を積極的に評価しているとし、「実際の行動で示されることを…