名護市議選結果と沖縄県知事選

名護市議選投票が9月12日行われました。結果は米軍普天間基地の同市移転反対派が多数をしめることになりました。初めてです。反対を明言している現市長と足並みがそろったことになります。長く論議されてきた民意の大勢がようやく定まったということかもしれません。辺野古で反対運動がねばりづよくやられてきました。そのことも重かったのでしょう。

11月には沖縄県知事選、米軍基地容認派の現職と県外移転撤去の新人(現宜野湾市長)が激突の構図です。現職には自民公明の両党、新人には社大、共産、社民の3党が支持にまわるようです。なんと民主党は本部としては現職再選の期待からあいまいな立場になるという話です。国民新党はどうなのか。

現実に目を据えて考えるという意味では、日本の将来も関係する県知事選です。これまでで一番よりはっきりした米軍基地反対の人が知事に選ばれるかどうか。「時代閉塞の現状」を打開する突破口となるかどうかの政治決戦といえるかもしれません。

私なりの思いを重ね合わせています。

以上 (前荷 進) 100917