沖縄県知事選挙の月になりました

2010年11月、沖縄県知事選挙が告示、投開票もあるという月になりました。

私なりに言わせていただくと、米軍海兵隊普天間基地容認派の現職と撤去派の新人の対決です。選挙結果が今後におよぼす影響ははかりしれないものがある選挙です。とくに撤去派が勝利した場合には。ですから北海道在住の私にとっても無関心ではいられない選挙です。

世界第3位の経済大国が敗戦の結果とはいえ、戦後65年外国軍隊の駐留をゆるしているのは、世界的に見て異常なことです。それをどう解消していくかが日本国民共有の課題でなければならないのに、それを避けようという動きや声が、大きいままでこれまできています。いろいろな要因や問題がらみでもあるのでしょうが、不思議ではないかと考えることではないでしょうか。

今年になって、「ウィキリークス」による米軍文書公開が行われました。日本では小さい扱いですが、欧米のマスコミ、大きく報じています。沖縄密約や核密約の例を見ても、どんなことでも隠し通せる時代ではなくなったのですね。象徴する出来事と受け止めています。

ますます政治には無関心ではいられない時代、きちんと理解していかなければならない時代に、我々は入っているようです。もしかすると、世の中が変わっていく予兆とか前兆とかを感じていて、そんな気持になってきているのでしょうか。

以上 (前荷 進) 101101