自衛隊員の声をくみあげる電話相談

自衛隊員・同僚・家族の声を聞く 弁護士による何でも相談110番」が、11月4日午後1時から6時まで行われました。

自衛隊イラク派兵差し止め訴訟全国弁護団連絡会議によるもので、4月に実施されて以来2回目です。今後は、毎週土曜日午後1時から6時まで全国の弁護士による持ち回りで行われるとのことです。相談電話=0120−307−392

人道支援という名目でのイラク戦争への自衛隊の協力、いま航空自衛隊が中心になる形での継続しています。しかし日本政府、自衛隊サイドからその活動実態は明らかにされていません。これまでの陸上自衛隊航空自衛隊の派遣隊員たちは実際どうだったのか、どうなっているのか、健康被害その他はどうなのか、目につくような発表報道はまずありません。

問題があっても、それが覆い隠されているというようなことはないのでしょうか。実態、実際がもっと明らかになっていくことが必要です。その点では、こうした何でも相談を継続することは、ますます大事なことになるでしょう。積極的な取組みです。訴訟自体も、自衛隊員を死なせない、イラク人を殺させない、という立場からの問題提起でもあるのです。

国民のとしての自衛隊員の立場権利という点でも、もっと実際での問題や悩み対応が求められてくるのではないでしょうか。手を差し伸べていく努力のひとつが、この電話相談といえます。今後定着もし、ひろく知られていってほしいものです。

以上 与謝名 阿寒