中国、高所得者に確定申告

11月10日日本経済新聞、中国が2007年1月から高額所得者(年間所得12万元以上 日本円換算180万円以上)に確定申告を義務付けると報道しました。これまで高額所得者の申告義務はなかったそうです。日本にくらべて税制、整備されているとはいえなかったことは確かでしょう。貧富の格差拡大に対する是正策の意味もあるようです。

毎年末の税務年度終了から3ヶ月以内に申告するもので、給与や利息などの収入から一定の控除額を引いた額が課税対象ということは、日本とそう変わるものではありません。

中国は、世界経済の中で重みをましている存在になってきています。人件費もかなりの率でアップしているとか。外資企業では人件費は本人に対する手取額(いわゆる月いくらという支給額はかぎりなく手取額に近いのが日本との違いです)×1.4倍、それだけ中国が各種保険料その他負担もしっかりさせていることがしていることが伺われます。

以上 (世話人