米国民、イラク戦争への厳しい目

11月7日投票の米中間選挙民主党が上院下院両方で12年ぶりに多数となる結果となりました。ブッシュ大統領そして政権与党である共和党がはじめ推進してきたイラク戦争の開戦とその後の泥沼化に対する、アメリカ国民の厳しい目の結果です。ベトナム戦争を体験し、イラク戦争開戦前に盛り上がった反戦世論が、底流にあることも確かです。アメリカ国民の見識もたいしたものと感じました。

2002年から2006年まで鳥目の会、イラク戦争とそれに対する自衛隊派兵に関して反対との主張をしてきました。行ったこと改めて振り返る機会にもなりました。(この点、くわしくは会のプロフィールをご覧ください)

世界の平和に対する日本と日本人の貢献どうあるべきか、国内の世論どうあるべきか、大きすぎる課題ですし応えきれるとも考えませんが、思いをはせることは必要です。ひとりひとりが胸に手をあてて考え、できる範囲でできる行動をしてみることが、これから大事になるのではないでしょうか。そのためのきっかけや手がかりはまわりを見回せば、みつかるのが現代です。

以上 (世話人) 061114