沖縄県知事選、政権与党自民、公明推薦候補当選

沖縄県知事選挙が11月19日投開票されました。現職の引退に伴い、新人候補による選挙となりました。政権与党自民公明推薦の無所属の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)氏(67歳)が、民主、共産、沖縄社大などの推薦した糸数慶子氏を破り当選としました。

仲井氏は、普天間基地の移転問題に対しては、政府に対して「柔軟」姿勢、これからの基地移転に関しては、柔軟な姿勢をとることが予想されます。でも、基地問題は深刻な問題、どちらが当選しても、今後も波乱ふくみ、紆余曲折が予想されます。

基地の問題、経済雇用の問題、いろいろ複雑な課題が錯綜し、県民にとって単純な選択ということにはならなかったようです。しかし、厳しい現実をかかえた沖縄での僅差、問題の深さ厳しさを感じさせもしました。

他県人にとっても、他人事と受け止める話ではないことは確かです。これからを見守りたいという気持ちです。

以上 (前荷 進) 061121