言葉によるあおり行為は憂慮すべきこと

北海道新聞12月6日夕刊の篠田博之さんのコラム「週刊誌を読む」で、「週刊新潮12月7日号」の記事について書いていました。じつはその記事を目にしたときには、私もたまたまでしたが12月7日号の該当記事を読んでいたのです。

11月19日開催された「週刊金曜日」主催の集会で、披露されたパフォーマンスについて書かれたものですが、それがはなはだけしからん、皇室中傷というのが、週刊新潮の立場、どぎつく書いていました。

篠田さんはその集会に参加していたひとりとして、その内容と雰囲気を紹介、「観衆が凍りついた」とするのに対し、「大部分の客は凍りついてなどいなかった」と伝えてくれています。同志の記者は本当に会場に来ていたのだろうかという疑問もつけて。

篠田さんの懸念のひとつが、不敬罪という言葉を使ったり、「テロ」をあおるような書き方になっている点でした。重く受け止める必要のある指摘です。これは特に週刊新潮編集部も受け止めてほしい内容です。

以上 (世話人) 061207