天皇皇后、イラク派遣自衛隊員と懇談

12月14日北海道新聞夕刊は、天皇皇后が14日午前、イラク派遣自衛隊員179人と皇居で懇談したと報じました。テロ対策特別措置法とイラク復興支援特別措置法にもとづく派遣隊員らを皇居・宮殿に招くのは初めてだそうです。ねぎらいの言葉をかけたとか。注目すべき記事です。

国論が2分する問題、しかも人道支援の名目で実態はそうではないことに、天皇皇后がひとつの意志表示をしたことになりました。誰が考えたかわかりませんが、問題あることだし、政治利用したとの指摘もしておかなくてはなりません。こすからいことを仕掛けるものもいるものです。キナクサイ問題であるのに。

今の象徴天皇制、敗戦とその原因への反省から産み出されたものです。政治的思惑による利用は厳につつしまなくてはなりません。憂うべき問題が新たになったという気持ちとなりました。

以上 (与謝名 阿寒) 061215