自衛隊情報保全隊の国民監視活動

6月6日、日本共産党が記者会見で、自衛隊情報保全隊の国民へのスパイ、監視、個人情報記録活動を明らかにしました。入手した資料によるものです。

防衛大臣直轄の情報保全隊の、2003年12月から2004年3月までの文書記録。反自衛隊活動とレッテルをはったものの他に、年金・消費税といったものまで、スパイしていたそうです。

久間防衛大臣のこれに関する国会答弁などの発言は、いなおりとこじつけで、しかもばらばら。情けないことです。

法的根拠もないことをやっている情報保全隊。考えなくてはならないことがたくさんありそうです。

今5千万件を超える国民の年金記録がはっきりしない。大きな問題です。それなのに社会保険庁をなくそうという今の政府与党の姿勢。「棄民政治」ではないかという言葉も使われているそうですが、税金を使っての国民スパイでは、「棄民」以上のしうちではないでしょか。

以上 与謝名阿寒  070619