「壊憲反対」と「活憲賛成」

評論家佐高信さんが、いろいろな改憲意見を含め現日本国憲法についてもさまざまな意見がある、しかし「壊憲」だけは許してはならない、とある講演で発言されていました。

それで、思い出したのが、「活憲」という言葉です。積極的に活かしていこうという気持ちを示す造語でした。ただ護憲では、受身で狭い内容にとられないか、それならばこういう言い方もあると、何人もの人が言っています。

日本国憲法も「不磨の大典」ではありません。しかし、第2次世界大戦での大日本帝国の無条件降伏で、戦後、世界に追いつく現憲法ができ、そのもとでの復興がありました。

引継ぎ発展させるものは何か、をしっかり見つめることが、大事なことです。その上にこそ、変えるべき内容がいっそうよく見えてくるでしょう。

「壊憲」反対、「活憲」賛成が、私の気持ちでもあるようです。

以上 (世話人) 070713