激動の年になりそうにどう臨むか

3月に入ってから、世界経済に、たくさん不安要素が深刻であることが明らかになってきて、先行きに対する懸念心配が、強まっています。対応に誤りがあれば、深刻な世界不況の到来の可能性は十分あります。

サブプライムに端を発する、加熱した投資ファンドの不透明な実態が、疑心暗鬼を深くしています。実体経済とかけ離れた投機による原油価格の高騰も市場最高値を更新し続けています。日本でも、石油価格のみならず、いろいろな値上げがあいついでいる状況です。これらも一部の表れを列記したものにすぎません。

また指摘しておかなくてはならないのは、アメリカ経済の深刻化です。市民生活がどんどん苦しく厳しくなってきています。その根本的問題に、イラク戦争のスタートと継続による、ひずんだ国家財政運営の継続があります。異常に突出した軍事費に、主原因があると言わねばならないでしょう。うそにより、国民をあざむいた戦争のスタート、そして5年にもわたる続行とイラクでの地獄のような状況の継続です。

日本国内の政治も、矛盾がほぐせないまま、問題山積です。激動の年になることは間違いないようです。

改めて、米軍の過ちを認めてのイラクからの撤退、米軍の兵站を担っているかもしれない航空自衛隊イラクからの撤退、日程に登っていくよう、平和を願う声をたかめていくべきではないでしょうか。

以上 (世話人) 080318