4月17日名古屋高裁「自衛隊イラク派兵差止訴訟」で違憲判決

上記判決が出たことはすでに、多くの報道で知らされていますから、そのことをくわしくは述べません。

しかし、これまでは2件、近いものでも35年前、いずれも地裁での判断でした。今回は高裁、しかも国側勝利という形がありましたが、確定判決です。故箕輪登さんが札幌地裁で起こした裁判が、その裁判が2次原告を加えて、箕輪さんの死後も続いており、さらに全国で多くの同種訴訟が続きました。そのひとつでこうした結果を生み出しました。

判決の意義意味はこれからさらに明らかになっていくでしょう。大きくなっていくでしょう。

私にとっても大きな感銘を受けた機会でした。それとともに時代を生きているという実感を強く感じた機会でした。17日夜共同通信社から電話取材を受け、どこで扱われるかと思っていたところ、18日日本経済新聞道内版社会面で取り上げられていました。

自衛隊員が危険な状態にあるということを認めたものだ。前向きな判決でうれしい」が私の発言でした。

以上 (世話人)080501