天災と人災

5月に入って、アジアで大きな自然災害が起こりました。サイクロンによるミャンマーの大被害、中国四川省の大地震被害です。いずれも少なくても数万人規模の死者のようです。日本などからの支援も含め、1日も早い復旧を願うものです。

これに対し、日本は人災の大きな波が押し寄せているのに対し、それに抗する国民の声との拮抗が、大きなエネルギーとしてのぶつかりあいを生み出し、暴風雨状況といっても過言ではありません。焦点となっている波はふたつあり、ひとつは、「後期高齢者医療制度」、ひとつはいまや無駄遣いと財政圧迫のタネ「道路特定財源」です。

品川正治さんの言葉、「戦争を起こすのも人間、止めるのも人間」は、こうしたときにどう対処していくかの指針を与えてくれるように思います。よくかみしめてみたいと考えるこのごろとなりました。

以上 (世話人) 080514