2008年11月24日九条の会全国交流集会での報告

11月24日東京で開催された「九条の会全国交流集会」に参加し報告として発言を行ってきました。できたばかりの当「グリーン九条の会」としての参加ですから、とにかく雰囲気を知る、つかむということが第一で発言ということは考えていませんんでした。直前に発言を事務局から求められてきたことを知り、分散会(全体会と10分散会2分科会、参加人数は約千名)での発言と思っていたところ、なんと全体会の「各分野・地域からの報告」5人のうちのひとりでした。5分ほど報告しましたが、もとより十分なものではありません。現役の会社経営者がつくった会というのが、ちょっと変わった印象をあたえたのでしょう。他の報告では宮城県の「首長の会」の元町長さんの報告が特徴あるものでした。以下にうろおぼえですが、私の発言要旨を記載します。(植田英隆)

「みなさんこんにちは。グリーン九条の会はできたばかりの会です。10月21日にスタートし、11月17日に発足記念の催しを実施しました。催しについては資料の中のチラシをごらんください。世話人3名、事務局1名、全部あわせてもメンバーは2ケタいない小さな会です。大きなことをやれるとは思っていません。今後は年2回くらいささやかでも催しをしていきたいと考えています。

世話人3名が皆現役の社長というのが特徴といえるかもしれません。経営者は『時流を読み、時流に乗る』が大事なことです。それだけつきあいもひろくさまざま、社内に対しても責任ある発言をする立場です。したがって、物を言うことについては、慎重によく考えてということでなくてはなりません。その結果あまりいろいろなことに積極的に発言することが少ないようにみえるのであって、いろいろ考えたり感じたりする人がいないとかではありません。

前の戦争中は銃後においてもたいへんでした。『統制経済は2度とごめんだ』、『星に錨に顔に闇の時代だった』と語り継いだ先人の言葉にもそれが表れています。そのようなことが繰り返されてはならないと思います。

2004年九条の会のアピールに、今回賛同し、あわせて『経済の視点から平和を考える』も柱として会をつくりました。インターネット社会になったおかげで、九条の会のホームページから得られたことが踏み切る要因にもなりました。発足記念の例会も、インターネットでの偶然のつながりから生まれました。

『グリーン九条の会』の『グリーン』は、緑の唐草模様の風呂敷のイメージからとりました。経済活動にたずさわっているという感じをどこかで出せたらということからきています。

今後ともよろしくお願いいたします。」

以上 081201