「人災『後期高齢者医療制度』は撤廃を」の垂れ幕を下ろしました

麻生太郎総理大臣 人災『後期高齢者医療制度』は撤廃を 怒山人(鳥目の会)」の垂れ幕、下ろしました。りんゆう観光のご理解を得て、社屋に2008年5月以来掲げてきましたが、1年4ヶ月後の9月、今回の総選挙結果となったこともあり、そうすることにしました。

8月30日投開票の第45回総選挙、野党民主党の圧勝で衆議院で安定的過半数議席を確保、これまでの政権与党自民党公明党の惨敗で過半数はるかに及ばず、という結果になりました。自民公明両党で3分の2を「郵政選挙」以来4年間占めていて、数々の強行採決を行ってきました。後期高齢者医療制度もその最たるひとつです。他のこれまでの野党と合わせると、「後期高齢者医療制度の撤廃あるいは抜本的見直し」を主張している政党の議席が、今度は逆に3分の2を超えることになりました。それらの政党は法律の審議段階から反対の立場でした。

有権者の民意は「撤廃、廃止」という方向で示され、その主張を行っていた政党がこれからの舵取りを信任されたことになりました。一直線に進まないかもしれませんが、「過ちが正される」ことが可能になりました。

自分たちなりの主張をしてきたこと、意味があったということも今実感していますし、同じ意見で投票した有権者とも喜びを分かち合いたい気持です。高齢者医療制度成立時厚生大臣だった議員は落選というおまけまでついたのでなおさらです。

役割は基本的には果たしたという認識で、このたび下ろしました。ご理解をよせていただいた方々、共感していただいた方々には改めて御礼申し挙げます。りんゆう観光の配慮に改めて感謝です。

余談ですが、最初の垂れ幕は呼びかける相手が「福田康夫総理大臣」でした。それが変わったので「麻生太郎総理大臣」に直して掲げてきました。今度の総選挙前にまた変わるのではそうなったら垂れ幕もまた修正だと、ものいりなことになるとそれが心配でした。

以上 (あほうどり) 090912