ゲーツ米国防長官来日

11月のオバマ米大統領の初訪日を前に、ゲーツ米国防長官が日本を訪れました。その内容は、沖縄県普天間基地の移転に関しては、前自公政権の合意を守れとの内容のようです。おどしともとれる発言とがっかりしました。

来日の前後、普天間基地移転のおとしどころとして、大手マスコミがいっせいに報じているのは、かっての合意を美修正すればということでした。そして、米政府や米マスコミ大手の日米同盟懸念発言も報じています。

あまり大局を考えていない報道姿勢ではないでしょうか。イラクへの自衛隊派遣ということへのはっきりしない姿勢でいた大手マスコミが、いかにも日本とアメリカのためにはこれしかないと読者に印象づけるような報道ぶりに思えるのは残念です。

駐留軍隊の恒久化が日本にとってのぞましいものでしょうか。いろいろな意見ももっと報じてほしいものです。そうでなければまことに安易な現状追認と言われてもしかたないかもしれません。

以上 (あほうどり) 091023