鳩山内閣の3K

いま鳩山内閣はいろいろ言われており、難局に直面しているといってよいでしょう。課題が3Kといわれてきました。すなわち、景気、基地、献金というわけです。

景気これは説明するまでもありません、この「不況」です。基地、これは沖縄県の米軍基地、とりわけ海兵隊普天間基地移転問題です。献金は、ひろく政治献金めぐる問題で、鳩山首相自身、それに与党民主党小沢一郎幹事長についてのことが、最大の問題です。

あまりわからぬ人間がとやかく言うのもなんですが、献金に関して考えました。鳩山、小沢氏にかかわる点での、自分の意見は、ふたりとも過去のしっぽをひきずっていて、それを変えられない政治家ではないかと思うということになります。ある意味劇的な政権交代で時代が変わったのだから、それに大きな役割を果たしたおふたり、脱皮も成長もしてみせてほしいものと思っていて、残念な気持ちです。

鳩山氏は新しい踏み出しにはっきりした姿勢をなかなかみせてくれません。小沢一郎氏は、民主党自民党の手法でやっていくようにしているのではないかと思ってしまいます。利益誘導型のやりかたが見えてきて、以前の政権党より露骨とまで言われていることもでてきました。賞味期限切れの政治感覚、手法だとしたら、なんとか乗り切れると考えているのであれば、彼らと年はそう離れていない私ですが、違和感を感じます。

おふたりには、過去の決別になるような、大胆な踏み出しを期待します。それができないようでは、そろそろリタイアということも、選択肢にしてほしいと思うのは間違っているでしょうか。

民主党、良い意味での、百家争鳴、ひとりひとりの議員の発言と行動、あってもよいのではないでしょうか。過去の悪しき遺産を正していく政党として国民にわかりやすく理解してもらうためにも。

以上 (あほうどり) 100221