問題ある北海道教育委員会の組合活動調査

5月3日札幌で開催された憲法集会で、北海道高教組の方が、北海道教育委員会が行っている教員に対する組合活動調査について訴えていました。

いわゆる北教組が昨年の衆議院選挙で行ったとされる政治資金規正法その他にからむ選挙違反事件がありました。関係者の起訴があり裁判にもなりました。このことが国会と道議会とでとりあげられ、道教委が教員に対する勤務時間中の組合活動の調査を学校長に命令することとなり、5月までの期限で行われています。

訴えは、不当労働行為にあたるばかりでなく、憲法違反にもなる問題あることが行われている、その不当性をしっかりと認識してほしいとのことと、それについて声をあげるひとがどんどんでることが、克服の道であると述べています。それは物も言えない職場にしていこうとすることを許さない、ことにつながっているという意味で。

新聞報道で断片的にしか知らず、ぼやっとしか理解していなかったものが、だいぶ見えるようになったかもしれません。なんであれきっかけというものはあるものだと思いました。

以上 (与謝名 阿寒) 100507