新しい一歩かもしれません

鳥目の会がスタートしたときからいままでをちょっとふりかえって見ました。

自衛隊イラク派遣の是非で国論が2分したといってよいなかでの意見表明を行ってのスタートでした。意見表明をしてから、当然ですがいろいろなことに関心を持たざるを得なくなり、みつめてきました。

そのなかで「九条の会アピール」を次第に理解し、九条の会の運動にも、かかわることにもなってきました。

わからないなか歩いてきたともいえるかもしれません。しかしそのことで、世の中の大きな動きを、自分たちなりに受け止め理解しようという気持ちを持ち続けられました。

スタート前には、よくわからないままで見過ごされてきたことが、わたしたちにも明らかになってきています。驚くべき「変化」です。そのつもりで目を開き耳を傾けるなら、ずいぶんいろいろなことがわかるものだとの実感も持ちました。たとえば警察の裏金、沖縄密約核密約などです。また野党に転落したイギリス労働党の新党首が、イラク戦争加担を誤りだったと発言したことは、かっての労働党ブレア政権への反省です。

「グリーン九条の会」も動き出していくことにもなりました。かかわりかたはこれまでとは違ってきます。

「鳥目の会」も新しい一歩かもしれません。いままでに自信を持てることはうれしいことです。それでよしとするだけでなく、発想や考えのひろがりを持てるようにしていければよいのにと考えています。

以上 (世話人) 101001