参議院選挙真っ最中です

7月4日告示、7月21日投票の参議院選挙が今激しく戦われています。

論点争点は非常にあると考えていますが、メディアを読んだり見たりする限りでははっきりしたものがあまりみえません。これは、大手メディアなどが立ち位置をきちんとしていずに、いわゆる政局報道にまだおおきな比重をおいていることもあるのかもしれません。

今回の参議院選挙では、インタネットが解禁された始めての国政選挙となりました。政党や候補者ではない人たちも制約制限はあるにしても、自分としての意見・要望などを発信できるようになりました。かなりさまざま多様な発言、意志表明が行われています。大手メディアの報道以外でも目をこらせばつぶやきを捉えることができるようになってきているようです。また発信情報は後に残ります。そのときどうだったのか、それがどうなっているのかなど、確かめながら考えていくことがひろく可能になりました。

原発、消費税、TPP,沖縄など、重い課題もあるわけです。ムードとかに流されない投票になるよう、私も自戒です。

最近報じられている、福島原発の観測井戸での放射能汚染数値の大きさ、これもどういうことなのか、注目です。私の考える最悪の場合は、封じこめられていなくて、事故原発から放射能汚染が地下水脈を通して拡散されていたケースとなることです。このことについて東京電力などの説明ははっきりしたものではありません。心配性と言われるかもしれませんが、前の野田内閣の「収束宣言」、今の安倍内閣の「再稼動路線」、どうにも理解できない気持ちです。結局その場しのぎの対応を、私たちは追認させられているのかもしれません。

「正しい国策」にはイエス、「間違った国策」にはノーが、国民ひとりひとりが持つべきことではないでしょうか。もちろん何が正しいか間違っているかの判断を持った上でですが。まさに原発、もです。

2013年7月13日 世話人